未だにコロナウイルスの被害は収まらずに、全世界へと感染拡大を遂げています。
このウイルスによって、日本人や韓国人などのアジア系の人種が差別を受けるような事態へと世界が変貌を遂げているのです。

アジア人はコロナウイルスによる差別と迫害を受ける。

フランスではアジア系の人に対する嫌がらせが蔓延してしまい、「私はウイルスでじゃない」と言うハッシュタグまでもが拡散するようになってしまいました。
パリでは韓国人が同様の差別を受けています。
韓国人の大学院生のぺさんは、電車内で席に座れば両隣の白人が同時に立ち上がったり、マスクをして通り過ぎようとするとまるで「モーゼの奇跡」が起こるように道が出来るのです。

またニューヨークの地下鉄ではマスク姿のアジア系の女性が暴行を受け、ネット上に動画が拡散される事態に。
警察は「ヘイトクライム」(憎悪犯罪)の可能性があるとして捜査が始まっています。
実際に日本ですら、中国人への迫害でもある発言がネット上で飛び交っている以上は、もはや他人事ではありません。
海外では「中国人、コロナウイルス」と言われて白い目で見られるような状況であり、もはや感染が広がった国の人達は海外ではウイルス扱いされてしまいます。
コロナウイルスは陰謀論にまで発展している。

今回の新型コロナウイルスは人工的に作られた物との作られた陰謀論まで語られ始めています。
それらが研究所から漏れてしまった為、このように世界に広がっているとまるで映画「コンテイジョン」と同じことが、現実の今この世界で起きているのです。
もはや映画の中の世界がSF物では無く、現実になりつつあるのです。

現代においても人種差別は無くならない。

誰もが病気になりたくてなったわけでも無いのに、このような差別を受けてしまう現実社会が非常に悲しくなります。
感染者は排除される方向性でしか見られることが無い上、アジア人=ウイルスとして認知されてしまい、人種差別を促進させる社会へと進んでいる一方なのです。
しかしそれはコミュニケーションの取り方で変わる一面もあるのも事実です。
いま目の前で差別的な発言を自分自身がされていても、そこで話しかけ返すことによって次にその人がアジア人に出会った時には同じように差別するのを一瞬考えさせることが出来るかもしれないからです。
そう考えるとコミュニケーションを取ることは無駄では無い為、差別されるたびに話し返すようにしているそうです。

WHO事務局では、このような重大な事態において差別をしている場合では無いと警鐘を鳴らしています。
結論:世界が荒れている内は、海外渡航を避けよう。

全世界にウイルスが広まってしまう事態にまで発展している以上、感染者や感染者がいる国を責めても何にもならないのです。
世界各国が連帯して協力する姿勢が今後のウイルスの拡散を防ぐ手立てとなるのです。
差別や憎しみからは何もプラスになることは生まれないのですから。
また世界がこのような混乱にまみれているうちは、アジア人である私達が他国に行くことは少しばかり危険性が高いかもしれません。
コロナウイルスがある程度収束するまでは、無闇に海外に出向かない方が無難でしょう。
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