ブラック企業で働く人は実は依存症なのかもしれない。
これを聞いて、

はっ?何言ってんの?
好きでブラック企業で働いているわけじゃないし!
と言いたくなるのも分かります。
なぜなら私自身もブラック企業に依存してしまっていたからです。
タバコ、酒、ギャンブル、ゲーム、風俗に依存していない堅実なあなたでも、
実はブラック企業に依存しているかもしれないのです。
ブラック企業で働く人の特徴は依存体質!原因が分かれば依存症は克服出来る。

ブラック企業で働き続ける人が、今の日本では非常に多くなってきています。
社会という舞台から一度でも降りてしまうと、その先はブラック企業で働くしか選択肢が無いような時代にも思えます。
むしろ子供の頃からしっかりと社会のレールから外れずに進んできたのに、最初に勤めた会社がブラック企業だったと言う人も多いかもしれません。
そしてそのまま定年まで我慢し続ける生活を毎日強いられることに。。
実はそれ。
「ブラック企業依存症」かもしれません。

ブラック企業依存症とは?

ブラック企業依存症とは一体何のことなのか。

そもそもブラック企業が世の中に蔓延していること自体がおかしいだけなのに、なんでブラック企業で働いている人が依存症なわけ?
そんな風に思うのも無理はありません。
依存症の人はそもそも自分が依存していることに中々気付けないからです。
そして依存先から離れる自分自身の将来像が、全然想像も付かないのです。
そんな私自身もブラック企業に依存する生活を送っていました。
「ブラック企業依存症」は中々気付きにくい。

ブラック企業依存症に掛かっている本人は中々気づくことが出来ません。
なぜなら、愚痴や文句を言いながらもその会社に通い続けてしまうからです。
仕事が終わって同僚や仲間との居酒屋での飲み会などで、「会社の愚痴大会」が始まってしまう光景なんてよくありませんか?

本当は今の会社で働くのが嫌だけど、家族がいるから生活の為には仕方無いんだ。
そうやって日々飲み会で同僚と日頃の憂さ晴らしをして、また明日も頑張ろうとブラック労働を受け入れて生活します。
それが普通なんだと。
でも、実はそれ全部思い込みです。
「今の仕事を辞めたら食っていけない」は全部ウソ!

ぶっちゃけ今の会社の給料が下がった仕事に就いたとしても、今の日本で生きていくことは十分に可能です。

今の仕事を辞めたら、この先もっとまともな仕事に就くのは難しいよ?
とブラック上司やブラック労働に疲弊した同僚に引き止められて、足止めを食らうかもしれません。
そもそもブラック企業に勤めている人は、今まで勤めてきた会社の常識というモノサシで全て判断しているからです。
会社内の常識が世の中の常識とは限らない。

つまり「井の中の蛙(かわず)大海(たいかい)を知らず」ということわざがあるように、外の世界を経験していないからそんな発想しか頭に浮かんでこないわけです。
このことわざは、自分のまわりの狭い範囲だけで物事を考えていることの例えのことを言います。
インターネットやITの発達した現代社会は、日本の給料が右肩上がりだった頃の「高度経済成長時代」とは労働条件が変わってきているのです。
実際に今の時代では正社員で無くとも生きていく方法は無数に存在しますし、正社員でも退職後に年金生活だけでは暮らせないのが当たり前になってきています。
現に最近増えている働き方の一つとして、ウーバーイーツの配達員という働き方がありますが、普通に月50万とかを稼げる時代です。
にゃふ〜さんの働き方は、現代社会で生き残る為に非常に重要な働き方をしているので、是非参考にして下さい。
実は私もウーバーイーツが日本に上陸した頃に、日本で初期メンバーとしてバイクで配達をしていたことがありますが、うまくピーク時だけ働いたりすることで時給3900円とか普通に叩き出すことが出来ていました。
私自身は学生時代にコンビニやピザのデリバリーのアルバイトをしていたのですが、その時代にウーバーイーツがあったら、間違いなくアルバイトなんかしないでウーバーイーツをやっていただろうなと今でも思います。
今となってはウーバーイーツ以外にもメニューやウォルト、チョンピー、フードネコなど沢山のデリバリーサービスが続々と誕生していることを考えると、個人が生きていく為の仕事はいくらでも世に溢れていることが分かります。
そう考えると、別に今いる会社や仕事の常識に無理に固執(こしつ)する必要も無いんじゃないかなと思います。
セーフティネットの存在を知っておこう。

最悪今の仕事を辞めたところで食いっぱぐれることは無いなと言うことが分かりますし、この金額を聞けば、

むしろ今の仕事より稼げるし。
って人も中にはいると思います。
毎月収入が安定しないとは言え、コロナ禍の今後でこのような業界の需要は、さらに拍車を掛けるだろうと言うことは目に見えています。
わざわざ会社員でいることを無理に手放す必要はありませんが、違う働き方があることを実際に知っているだけでも、もしもの時のセーフティネットになり、心の安心に繋がりますよね。
それらを鑑(かんが)みると、わざわざブラック企業で定年まで嫌々働き続けること自体が、もはやブラック企業に依存していることであるのと同じだと言うことが分かります。
なぜなら他にも選択肢があるのに、わざわざ自分でそれを選んでしまっているのですから。
そんな私自身も今勤めているブラック企業に追い込まれて、現在は「うつ病」の治療をしています。
「うつ病」は傷病手当金の対象となる病気です。
傷病手当金も健康保険を使ったセーフティネットの一つとなります。
わざわざ私みたいに病気になってしまうまで、無理にブラック企業に合わせて働き続ける必要は無いのです。
私の実体験からしてみても、病気になる前に「ブラック企業依存症」を克服しましょう。
今いる会社で働くことが全てでは無いのです。
結論:「ブラック企業依存症」は今と違う働き方を知ることで克服出来る!

「ブラック企業依存症」は今の会社が全てだと思い込んでしまうことで発症します。
本当は違った働き方が世の中には沢山あるのに、それを知らないことで人生の選択肢を狭(せば)めてしまうのです。
私自身もこの「ブラック企業依存症」につい最近まで悩まされ続けていました。
むしろ病気になるまで業務を耐えてしまったのを今ではとても反省しています。
そもそもブラック企業に勤めることは、「家庭内DVをされていてもその家庭から離れることは出来ない」と言う思い込みにも非常によく似ています。
第三者から見たら「そんなところ、離れれば良いのに」と思われるような状況でも、当の本人は「もうどうすることも出来ないんだ」と視野が狭くなって逃げ道を失っているように錯覚しているのです。
セーフティネットと言う存在を知り、いつでも逃げ道はあるんだと頭で知っているだけでも、人生は大分楽になります。
私のようにブラックな労働環境に悩まされているのであれば、病気になる前に一刻も早く転職するのがおすすめです。
一人で悩まずに転職アドバイザーというプロの力を借りて、現状から脱出することで「ブラック企業依存症」を克服することが出来るのです。

「背水の陣」ということわざにあるように、退路を断つことで追い込まれて力を発揮する人もいるとは思いますが、逃げ道をいくつか用意していざという時に対応出来るようにしておくことは自分自身を救う唯一の手段なのです。
政府だって専用の核シェルター施設とかが存在するわけで、いざとなったら自分達が助かるように準備しているわけです。

セーフティネットを「知る・作る」は、今の時代必須項目なのでは無いでしょうか。
そもそも「背水の陣」を敷いて、本当に死んでしまったら元も子も無いですからね。
人生には「逃げるが勝ち」って場面もあることを忘れないようにしましょう。


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