最近では以前よりもユーチューバーが増えてきており、一般人でも稼ぐ事が出来るようになってきた世の中でもあります。
しかし、そうは言っても今からYouTubeを始めたところで本当に稼げるのかどうかが疑問である人は多いと思います。
それについてユーチューバーNEXT代表の弁護士の岡野武志氏が数字を交えて答えを明確にしています。
今さらユーチューバーになっても稼げるのか?
今からユーチューバーになって稼げるかどうかは、正直本人の上げた動画の需要が世の中にあるのかどうかで変わってきてしまうものです。
しかし、上記で紹介した岡野武志さんが言うには「会社員として月10万を稼ぐなら最適」だと述べています。
そもそもYouTubeのプラットフォームの構造自体がしっかりとしている為、見る側は使いやすく、作り手から見れば単純に儲けられるので人が集中しているそうです。
要は複雑に作られたシステムでは無いので、素人でもとっつきやすい仕組みになってる事が功を奏しているようです。
そして運営元もあのGoogle社なので、この流れは当分変わることは無いだろうと見ているようです。
実際に稼いでいるユーチューバーの大半は兼業である。
岡野武志さんの会社の調査では、ユーチューバーの85.8%が兼業で動画を上げていることが分かっています。
その中の37.5%が会社員であり、仕事と並行しながらYouTubeでも実際に稼いでいる層が存在しているのです。
動画の内容は自分の趣味の料理や釣り、DIYなどを動画として上げています。
そして地道な活動の末にファンを増やして、チャンネル登録者が1万人を超える事が出来れば、初めて月に10万円を超える収益を出せるようになる計算だそうです。
収益が発生する目安のチャンネル登録者数は?
現時点でのYouTubeでの収益が発生する最低ラインはチャンネル登録者数1000人以上かつ過去1年間での総再生時間が4000時間となっているようです。
過去の条件よりも厳しい基準とはなっているそうですが、日本ではチャンネル登録者数1000人を超えている層は1万5000人も存在しています。
1万人以上だと8500~9000人程度で、10万人を超える層は2500人というデータが出ているようです。
そう考えると日本では1万人以上が月収10万円をYouTubeで稼いでいる層がいるので、母数的に見ても非常に現実性のある副業であると言えるのでは無いでしょうか。
子供向けは単価が低く、中年層向けは単価が高い。
広告の単価は動画と視聴層との相関で決定されるようです。
ですのでなるべく中年層向けの動画内容である方が現実的に稼ぎやすい傾向にあるそうです。
しかし、最近では芸能人がYouTubeへの進出をしてきている傾向があるので、専門性を何も持たない人がユーチューバーとして稼ぐのは、昔よりかは難しい傾向にあるそうです。
以前のYouTubeではまだ目新しいサービスとして認知されていたので、ニコニコ動画などのように「歌ってみた」「踊ってみた」などの企画が多かったようです。
YouTubeの規約なども徐々に修正が加えられることによって、それらの動画だけで稼ぐといったものは難しくなってきているのかもしれません。
飽和市場と思われがちだが、アイデア次第で稼げる。
上記のことからYouTube市場はもはや今から参入しても遅いのでは無いかと感じる方も少なくないと思います。
しかし、アイデア次第では後期参入者でも十分に稼げる市場ではあるようです。
『プロ霊能力者チャンネル』というチャンネルがあるそうですが、これは見るだけで運気が上昇する動画という新しいジャンルで十分にファンを得ているそうです。
そのジャンルで実際に月に40〜50万の収益性を上げていると見受けられるので、今までに無いようなジャンルのチャンネルを作り上げる事が出来れば、ニッチなジャンルで収益を安定させることが可能だそうです。
また、最近ではイーラーニング系の動画も流行っているようで、需要があればもはや枠に捉われる必要は無いと言えます。
結論:続けやすいジャンルでコツコツ動画を作るのがいいかも。
ジャンルを自分が続けるのが難しいので固めてしまうと、恐らくチャンネルを運営していく事自体が困難になってくると思います。
やりたくも無いことをコツコツと続けるほど苦しいことはありません。
そう考えると自分の好きな趣味であり、マニアックにトコトン調べても苦にならないようなジャンルで絞っていけば、コツコツと動画を上げていくことが出来るのではないでしょうか。
ただ、アクセスを集める為にあまりにもYouTubeの動画内容が過激になりすぎて、本業の会社員を解雇されるような状況になってしまうと本末転倒になってしまいます。
その辺はしっかりと注意した上で動画を作っていく必要がありそうですね。
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