中国の武漢で新型肺炎の発表がされ、かなり深刻な状況となって来ているようです。
もはやこの世の終わりかといった状態になっている武漢ですが、私達日本もこのままで大丈夫なのか心配になる程です。

現地の住民からは食料不足や不安、政府の支援を求める声が上がっているそうです。
現地には人影もまばらで、物価も跳ね上がっている。

人口1100万人余りの武漢では食べ物も除菌グッズも足りていない状態で、街は不気味な静けさに包まれているようです。
交通機関も運行停止しており、市民には外出を控える呼びかけも出ています。
医療用マスクも街のスーパーでは買い占められるような状況で、もし買えたとしても普段の価格よりも高騰した値段でしか手に入れる事が出来ない状態です。
死者25人、発症者830人という現状。

今回の肺炎は新型コロナウイルスによるもので、1月24日本日の時点で死者は既に25人出ています。

そして中国以外にも感染が確認されており、米国やタイに韓国や日本でも感染者の発表がなされています。
春節に伴う連休で多数の中国人が様々な国に出入りしている為だと思われます。
もはや発祥地の中国・武漢だけの問題では無く、国際的にもかなりの危険信号が出ているかと思われるので、楽観的に他人事のように見ている状態では無いでしょう。
現時点では新型ウィルスに対する特効薬は無い。

この今回の新型ウィルスに対するワクチンや特効薬は現時点では無いようです。
新型肺炎の症状は「発熱」「咳」「呼吸困難」などがあげられています。
感染症流行対策イノベーション連合(CEPI)という団体がワクチン開発に向けた作業を開始していることを発表はしていますが、今の時点でこのウィルスに感染してしまうのは、かなり危険である事が伺えるでしょう。
このウィルス感染患者に対応する為にベッド数1000床の病院を新たに建設する作業までもが進行している程です。
上海のディズニーリゾートも明日25日から営業停止になるとのことで、このままどうなってしまうのか見当が付かないような状態となっています。
これはゲームの世界では無く、現実世界においてまさにバイオハザード状態になっているのでは無いでしょうか。
各メディアの報道によっても内容が違うような状態で、もはや絶望との声も上がっています。

以前流行ったSARSの10倍の感染力。

過去に似たようなウィルス感染の事件でSARSと言うコロナウィルスの感染が拡大されましたが、今回のウィルスの感染被害は控えめに言ってもそのSARSの10倍はあると見られています。
そして、このウィルスには潜伏期間が1週間程度あるので、感染してから発症するまでのタイムラグにより、今後の感染者はもっと増える見通しだそうです。
それでも中国の武漢では感染症対策よりも新年の準備を急いでる市民が多いとの報道もあります。
危機感を感じてれていない状況も垣間見えるそうです。
東京都内でも感染者の報告がされているので、もう気付かずに感染している人も身近にいるのでは無いでしょうか。

現時点で私達が取れる対策は?

このような混乱状態でワクチンもまだ無い状態において、私達に出来る事は特段普段行っていること以外には何も出来そうにありません。
とにかく人混みにはなるべく行かないようにすることと、帰宅後の手洗いうがい予防や外出時は必ずマスクを着用する事以外に、現時点で出来そうな対策はありません。
日本に既に感染者が出ている以上、私達も安全には暮らせなくなるような状況が今すぐ目の前まで来ているような気がします。
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