世界的規模で地球の将来は食糧難に見舞われるとよく言われますが、それを解決する為に最近では「昆虫食」が注目されるようになってきました。
そんな中で「コオロギせんべい」なるものが無印良品から発売されるのです。

無印からコオロギせんべい発売。Twitterで栄養素が高いと話題に。

無印良品から「コオロギせんべい」が発売されましたが、現時点ではネットでの先行予約でしか手に入らない状況となっているようです。
コオロギせんべいと言えども見た目は至ってシンプルで、昆虫のコオロギをパウダー状にして練り込んだもので、とてもコオロギが入っているようには見えません。
よく見る「タコせんべい」などのようにコオロギそのものがプレスされて作られているわけでは無いので、コオロギが入っていると言われるまでは見た目だけでは分からないような外見のせんべいとなっています。
もしコオロギが見えるようにプレスされていたら、それはそれで食べるのを躊躇してしまいそうですが、万人受けするように見た目には考慮したのが窺(うかが)えます。
新型コロナによる食糧危機への備えとして見られている?

以前からも世界の食糧危機は叫ばれていましたが、今回のようなコロナショックによりその危機感は以前よりも増したものと見られています。
今年の4月には、世界食糧計画(WFP)が世界でさらに1億3000万人が飢餓に陥る可能性について警鐘を鳴らしていたようです。

そんなこともあり昆虫食が食料として代用される時代がまさに今、到来しようとしているのです。
コオロギせんべいは値段も安くて、栄養素も高い?

実は昆虫は体内に含む栄養素が非常に高いとされて、今注目を浴びています。
そして他の動物と比べて、その総数は非常に多くて捕獲も比較的容易であることから、環境への負荷も少ないことが分かっています。
その中でもコオロギは飼育のしやすさもあり、昆虫食の中ではスタンダード的な存在を確立しつつあるようです。
無印良品では5月20日(水)からネットストアにて190円で先行販売されるとのことで、これからどのような反響が出るか待ち遠しい状況となっています。
今年の1月には東京の表参道でカイコを使ったお店として、「カイコ入りバーガー」という期間限定のお店もがオープンされていたのが記憶に新しいです。
それだけ昆虫食が今の世の中で注目されているということでもあるのです。
「コオロギせんべい」の味は公式発表によると、エビに近い香ばしい風味となっているようですが、甲殻アレルギーを持っている人は注意が必要だそうです。
しかしコオロギにはタンパク質が他の食料に比べても豊富だという点が、非常に将来性のある食料として注目されています。
そう考えるとある意味プロテイン代わりにもなるのでしょうか。
昔のゲーム「マリオRPG」ではアイデアは存在していた?

現代では新しい食料として注目されていますが、過去にスーパーファミコンで発売されていた「マリオRPG」というゲーム内には「コオロギせんべい」なる全く同じ名前の食べ物が存在していたのです。

ゲームとは言えども、そのアイデア自体は20年以上も前から存在していたのに驚きです。
まぁゲーム上ではカエル仙人というキャラクターにあげるアイテムとして存在しているので、人間が食べる物では無かったようですがw
結論:食糧難に備えて、今のうちに昆虫食に慣れておくのも良いかも。

昨今では地震や台風などによる被害で、いざという時に非常食などの存在も重要なものとされています。
そうなると高タンパク質で日持ちの良い食材などが、非常食として重宝される日が来るのも近いのでは無いでしょうか。
いざという時に昆虫食に今のうちから慣れておけば、いざ昆虫食しか食べることが出来なくなった場合も困らないで済みます。
今のうちに簡単な昆虫食に慣れておくことで、ある意味自分のセーフティーネットの幅が広がるとも言えるので、今回の見た目がライトな「コオロギせんべい」から昆虫食に慣れてみるのも悪く無いかもしれませんね。
ネットショップだと送料が掛かるので、コンビニや無印良品の店頭で見かけるようになってから私は挑戦してみたいと思いますw
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