山本化学工業のビオラマスクを改造してみた。

スゴ技

4月頭に注文していた山本化学工業のビオラマスクですが、数ヶ月待ってやっと届いていざ使おうと思ったらサイズが大きすぎた為、本当はダメなのですが無理を言って交換してもらいました。

初期ロットの商品でまだ改良前の物だったということもあり、そのような神対応をして下さった北星産業さんには感謝でしかありません。

しかし、その後もまた問題が発生したのです。

山本化学工業のビオラマスクを改造してみた。

サイズは無事に交換して頂き、いざ装着して普段通りの生活をしてみると新たな問題点が浮上してきたのです。

息苦しい。。。

実は初期の山本化学工業さんのマスクは、空気孔の数が6つしか無い為、普通に生活しているだけで酸素の量が足りなくなってくるのです。

仕事などで走ったりすれば、もはや酸欠でぶっ倒れてしまうのでは無いかと言うぐらい苦しいです。

マスクと顔の間にティッシュやキッチンペーパーなどのフィルターを挟まなければ問題は無いのですが、それだとマスクとしての機能の飛沫防止効果がほとんどなくなってしまいます。

一度咳をすれば、穴から飛沫が筒抜け状態になってしまうからです。

もはやこのマスクを日常で使うのは限界かと思った矢先に、私の妻の案によりビオラマスク改造を施すことに決定したのです。

せっかく外部からのウイルスの侵入を防ぐ能力を持ったこのビオラマスクを、使わないままタンスの奥にしまってしまうのは非常に勿体ないと思ったからです。

手始めに空気孔を増やしてみた。

実はビオラマスクの最新バージョンではこの空気孔が6個から10個へと改良がされているのです。

それを模範にして初代ビオラマスクの孔も自分達で孔数を10個にする作戦に。

そして孔を開ける上でデザインもちょっと違った物に変更を加えました。

通称「バタフライカット」と名付けました。

勝手に私達の間で名付けたのですが、正面から見ると穴の形が「蝶々」を彷彿させるデザインとなっているので、それが由来となりました。

もはや私達夫婦二人の間でしか盛り上がっていませんが、楽しく改造を施そうという感覚でやっております

内側に当て布を縫い付ける。

そして妻の裁縫技術を駆使して、内側に当て布を縫い付けてもらいました。

布はチェック柄の自宅に余っていた生地で作りました

私の妻が元アパレルデザイナーだったので、この手の裁縫は全てお任せした次第であります。

これが中々良くて、空気孔を増やしたことで酸素が十分に吸えるようになった上、更に当て布を縫い付けることで内側にフィルター代わりのティッシュやキッチンペーパーを毎度挟まない仕様になったのです。

もはやこのマスク一個で事は足りるようになりました。

これで何度も洗って日常生活で使うことが出来ます。

まだビオラマスク3枚の内、1枚しか施術していないのでこれから残り2枚のマスクも改造を施してもらう予定です。

結論:デメリットを解消するのも楽しみの一つである。

何か商品を買って実際に使った後に、このままじゃダメだなと思う商品を手に入れてしまうことってありますよね。

使えないからと言ってそのまましまっておくのも勿体無いし、捨てるのも何か気がひけるし、どうしようかなと思ったら、やはり「DIY改造」に挑戦するしかないと思います。

これによってデメリットだった部分が自分で解消出来れば、使いにくかった商品が使えるようになるし、世界で唯一のオリジナル商品に変貌するわけです。

本当に小さな一工夫でしか無いですが、こういうちょっとした工夫が人生の至るところで役に立ってくる気がするなと個人的に思います。

そうすることで量産的に開発された商品にオリジナル性が加わることで、物への愛着も湧きますし、色々な物を無駄にしないよう努力する力が養われていくというものです。

しかし、毎度ヨレヨレなTシャツの撮影写真ですみませんw

大袈裟なように聞こえますが、何だか決まりきった人生のレールに乗っていても、ちょっとした工夫や発想を加えることで新たな道を切り拓いていけるんだってことに似ているんじゃないかなとさえ感じるのです。

そうやって小さな成功体験を積み重ねることで、いずれは自分自身の生きる力の自信へと繋がっていくんじゃないかと思わされました。

本当に日常で小さなことで喜べるだけでいいのです。

それが積み重なって最終的には誰も予想出来ないような未来を切り拓く力を、人は自然と手に入れていくのだと私は心から思います。

まぁ作ったのは私じゃないのにあたかも自分の手柄のようにこのブログに綴っていますが、本当に凄いのは私の妻だったのでした(笑)

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