ジョンソンエンドジョンソンのベビーパウダーが危険?

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日本では普通に販売されているジョンソンエンドジョンソンのベビーパウダーですが、どうやら北米では販売中止となったようです。

ジョンソン・エンド・ジョンソン、北米でベビーパウダー販売中止 - BBCニュース
米医薬品大手ジョンソン・エンド・ジョンソンは19日、タルク(滑石)を原料とするベビーパウダーの販売を、アメリカとカナダでやめると発表した。

ジョンソンエンドジョンソンのベビーパウダーが危険?

真実は定かではありませんが、同社の製品には発がん性物質が含まれているとして起訴なども起きているのです。

この製品に含まれているタルク(滑石)が石綿(アスベスト)で汚染されているとのことで1万6000人以上が起訴しているのですが、同社はタルクにはそのような危険性のあるものは入っていないと回答しているようです。

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火の無い所に煙は立たぬ?

しかし「火の無い所に煙は立たぬ」ということわざがあるように、やはり何かしらの問題点があるからこそ、このように販売中止にまで追いやられているのではないでしょうか。

アメリカは起訴社会とも言われているので、1人が起訴した上でそこから便乗して結果的に1万人以上もの人が参加してお祭り状態になっているのかもしれませんが、だとしても怪しいものではあります。

販売中止の理由とは?

販売中止の理由はどうやら新型コロナの影響で消費者向け製品を見直す為と言っていますが、これが本当の理由なのかは不明です。

しかし過去に米食品医薬品局(FDA)の検査で同社のベビーパウダーに微量のアスベストが検出された事実があるそうで、それがことの発端となっているようです。

そして裁判所では卵巣がんを発症したと訴えた女性22人に、47億ドル(約5070億円)の賠償金を払えと判決が出ているのですが、同社はこれが不服であると主張して上訴しているようです。

これらが女性達による賠償金目的でこのように社会的問題となっているのか、はたまた本当にアスベストが含まれていて、その成分によってがんを引き起こしたのか真実は未だに謎であります。

私自身も子供の頃に普通に実家に同社のベビーパウダーがあった記憶が思い起こされます。

このようなニュースが上がってきたことを考えると、日本では販売が続けられていたとしても、これから当商品を使うのはやはり躊躇(ためら)いがあると思います。

結論:安全を考えるなら取り敢えず使わないでおいた方がいい。

同社のベビーパウダーは北米では販売が中止されていて、しかし日本では普通に手に入る商品です。

この記事を知らなければ何となく普段気にも止めずに、これからも使い続けている可能性がありました。

いくら日本では普通に問題無く売られているからとは言え、海外では危険な商品として認識がある以上は使わないでいるのがどう考えてもベストな選択肢と言えます。

日本では食品でトランス脂肪酸の表記などをしなくて良い法律になっているので、海外から見たら、日本のサラダ油などの商品は完全にクレイジーだと思われているぐらいです。

もう国や企業の「検査をした結果問題無しです」はもはや疑ってかかるべき事象と考える方が健全な思考だと思われます。

何でもやはり自分で判断して、商品を使うか使わないかを考えていく必要があるのです。

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