この度、私は結婚を致しまして無事に「婚姻届」が受理されました。
今回は婚姻届を出す際に平日の日中は仕事だった為、直接窓口でやり取りして届け出を出す事が出来ませんでした。
ですので時間外窓口を利用して「婚姻届」を提出して参りました。
不備が一つでもあれば入籍日がズレる

一応次の役所の営業日に書類自体は処理されるのですが、不備が一つでもあれば再度提出し直しになってしまうので、時間外窓口で提出する際は入念な準備が必要になります。
一度失敗すると籍を本来入れたかった日に入れる事が出来ません。
今回私たち夫婦は一発で受理される事となりましたので、注意点などを説明してみようと思います。
入籍日は婚姻届の提出日が原則

基本的に婚姻届を出した日が入籍日になるのですが、平日の役所が空いてる時間帯でないと処理をしてもらえません。
その代わりに役所は時間外窓口を24時間365日設けています。
営業時間外でもこちらで婚姻届を提出すれば、翌営業日に処理をしてくれます。
その書類に不備が無ければ提出日に遡(さかのぼ)って籍を入れたことになりますので、平日忙しい社会人でも籍を入れたい日にちゃんと入れる事が出来ますね。
ただし、時間外窓口を設けていない役所もあるので事前に営業している役所がどこか把握しておく必要があります。
婚姻届に必要な物リスト

必要な物は下記となっています。
- 婚姻届
- それぞれの戸籍謄本(こせきとうほん)※ただし本籍と同じ場所に届けを出す側は不要
- 本人確認資料
- 二人の印鑑
- 20歳以上の証人2名
婚姻届

1は婚姻届の書類ですね。書式は色々なものがあるので昔ながらの茶色い文字の婚姻届でなくても大丈夫です。
最近だと「ゼクシィ」などのブライダル雑誌に付録としても付いていたりするので、2人の好きなデザインを選びましょう。
私たちはそこまでこだわりが無かったのですが、インターネット上でダウンロード出来るフリーの婚姻届を使いました。
無地の茶色の婚姻届だとどうも面白みも無かったので、私達はこちらのフリーで使えるボタニカルデザインの書類で提出しました。

提出用デザインと記念用デザインの2種類ありましたが、私達は提出用デザインに全て記入したあとに、それをコンビニに行き同じA3でカラーコピーをして保管しています。
やはり、提出した方の用紙をそのまま思い出として手元に残しておきたいと思ったからです。
そもそも提出しない方の用紙を保管していても気持ち的に何か意味がないような気がしたからです。
その辺りは2人の好みによるので保管用デザインが可愛いと思ったら2枚書けば良いかなと思います。
婚姻届のデザインは色々なものがありますから、有料のものでも自分達が良いと思ったデザインがあればそれを購入しましょう。
何より一生物ですからね。
それぞれの戸籍謄本

それぞれの住民票のある、本籍地の役所より戸籍謄本を入手しなければなりません。
申請時には450円の手数料が掛かるようです。
私は本籍が港区だった為、戸籍謄本は必要ありませんでしたが、妻が山形出身だったのでわざわざ山形から戸籍謄本を取ってくる必要がありました。
正直、戸籍謄本に関しては郵送でも取り寄せが出来るので問題は無いのですが、何より時間が掛かるので予め準備しておくべき資料になります。
代理申請も出来るのですが、親族以外だとどうやら委任状が必要になるなど手間が増えます。
個人的には取り寄せるパターンがベストな気がしますね。
取り寄せに必要な物は
- 申請書
- 本人確認資料のコピー
- 手数料(郵便局で定額小為替を購入する)
- 返信用封筒 切手も付ける(戸籍謄本を送ってもらう為の封筒)
と、上記の様に諸々と必要になってきます。詳しくはそれぞれの役所のホームページを見ると確実だと思います。
正直、この書類を取り揃えるのが入籍日に間に合わない時が一番最悪ですね。
その時は諦めて違う日に入籍するか、また来年入籍するか決めて下さいw
婚姻届一つ提出するだけでも入念な必要書類の準備が重要となります。
本人確認資料

本人確認資料に下記のものいずれかが必要です。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 健康保険証
これらに有効期限が記入されているものがあれば、それらは有効期限内で無いと本人確認資料として認められないそうなので注意が必要です。
ただし、保険証だともう一点本人確認資料が必要になってきます。
キャッシュカードや年金手帳、診察券、クレジットカードなどの別の確認資料も無いと認められないので、こちらも要注意です。
私達は幸いお互いとも免許証を持っていたので、それだけで済みました。
最近は車に乗る人も減りましたし、免許を持たない人も多いのでこの辺りは本当に注意が必要です。
二人の印鑑

それから2人のそれぞれの印鑑を用意する必要がありますが、シャチハタは変形するので避けた方が無難です。
印鑑登録をしていない認印などで良いでしょう。
20歳以上の証人2名

これが結構重要なポイントかなと思いました。
結局、結婚する2人だけでは書類が完結しないのが難点です。
ここは誰でも良いです。
結婚の証人として署名と印鑑を2人からもらう必要があります。
友達や家族、行きつけの整体や病院の先生でもなんでも良いので署名と印鑑を貰いましょう。
その際は署名したことがデメリットが特にあるわけでも無いことをしっかりと伝えることが必要です。
最悪は証人代行サービスとかも世の中には存在しますが、それを利用すると2名で16,000円から20,000かかるらしいので、誰かにご飯でも奢って書いてもらった方が全然良いと思います。
その際にとても重要になってくるのが「捨印」を押してもらうことを忘れてはなりません。
これさえあれば書類に訂正箇所があったとしても事務処理を進めてもらう事が出来るので、時間外受付で提出した婚姻届をしっかりと受理した頂く事が可能になります。
捨印は必ず二人分押してもらいましょう。
究極を言えば捨印さえちゃんと押しておけば何とかなる様な気がします。
捨印があったからしっかりと受理された

私達2人の捨印と、証人2人の捨印があったおかげで多少の修正箇所がありましたが、無事に提出日に遡って下さってちゃんと受理されました。
また、時間外窓口で婚姻届けを提出した場合は翌翌営業日に提出した役所に電話を掛けてちゃんと受理されたかどうかの確認を本人で取る必要があります。
その件については時間外窓口の担当者が教えてくれるはずなので問題は無いと思いますが、後日電話で確認をしなければ書類が受理されたかどうかが分からないままになります。
忘れずにちゃんと確認の電話を掛けましょう。
というわけで私達はこれから新婚ホヤホヤの生活を送ることになりました。
結婚はゴールでは無くスタートとも言いますので、これからも頑張って明るい未来の為に精進して生活していきたいと思います。
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