先日、「人は群れるとバカになる」と言う記事とTweetを見つけました。
https://takeokurosaka.com/officialblog/なぜ、人は群れるとドンドンバカになってしまう/
学生の頃に誰かしら心当たりがある？
確かに過去出会ってきた人の中で、集団の中で話す時と一対一で話す時の応対の仕方が全然違う人っていますよね。
私も学生の頃にそのような人間を何人も見てきたので、この記事が妙に腑に落ちるなと思いました。
エジソンが名言を残している
歴史の偉人の名言でもこのような言葉が残っています。
「最上の思考は孤独のうちになされ、最低の思考は混乱のうちになされる」
少し難しい意味合いでエジソンは発言してますが、要は集団でいる限り良い考えやアイデアは頭に浮かんでこないという事です。
最高のクリエイティビティとアイデアというものは孤独の中でしか湧き出てこない事を示唆しています。
人はマルチタスクで物事を進めない
もともと人間というものはマルチタスキングが出来ないようになっているのです。
仕事などでも物事をマルチタスキングで進めることがあると思いますが、実際は思考の切り替えをしているだけなんだそうです。
つまり同時に思考をしている事はあり得ないと言うのが結論で、それは様々な研究結果から分かっているのです。
現代社会は情報に塗(まみ)れている
歴史上類を見ない程の情報が溢れているのが、私たちの生きる現代社会です。
生まれた時から、家族だったり学校だったり、社会人になっても会社だったりと、常に誰かと一緒にいる時間の方がどうしても多くなってしまいます。
もはや個人の自由な時間を持つ事が難しい時代でもあります。
それにより孤独な時間と言うものが少なくなっている為、人間は思考する時間すらも毎日の生活に忙殺されて奪われているのです。
孤独な時間でしか思考は磨かれない。
本来はその「孤独な時間」でしか思考は磨かれない為、集団でいる限り人はバカになっていく一方だそうです。
自分で物事を考えずに集団心理で大多数の人が行っている事を、自分も行おうという考えに自然に持っていかれるからです。
自分で考えに考えた末に出した答えでないのは、もはや明確ですよね。
タイタニック号の沈没では集団心理が働いている。
それに人間には「帰属欲求」と言うものがあるので、何か集団に属しているだけで安心だと思ってしまう危険な要素を持っているのです。
それがマイナスに出たのがタイタニックの悲劇だと言えます。
沢山の乗客が豪華客船に乗っていて、こんな大きくて立派な船が沈むわけがないと皆思っていましたが、結局氷山にぶつかり沢山の命が奪われましたよね？
集団心理とは非常に怖いものなのです。皆がいるから大丈夫と思って思考する事を止めさせている典型的な一例と言えるでしょう。
孤独な時間は自ら確保しに行く。
ですので集団で常にいるような人は、孤独で思考する時間を沢山持っている人と圧倒的な能力の差が付いてしまうと言う事なのです。
会社の同僚の飲み会や、ついつい友達と一緒に行動したりする時間を優先しがちになってしまいますが、そこから何とか自分1人の考える時間を生み出す努力が必要なのです。
ぼっち飯は正に有益な「孤独な時間」である。
以前はぼっち飯と言って、お昼を一緒に食べる友達や同僚がいないと可哀想な人として見られていました。
ぼっち飯は最高の自己研鑽(けんさん)の時間
しかし本当はその時間を有効利用することさえ出来れば、誰よりも孤独な時間を取れるのです。
メディアが取り上げるようなマイナスイメージにいちいち振り回されていては、思考を磨くことは出来ません。
むしろぼっち飯の時間を積極的に取っていく姿勢こそが、人生を豊かにさせるのです。
一緒に食事を取っている相手だって、死ぬまで一緒に昼飯を食べる仲でも無いでしょう。
そのお昼の時間を自分の時間に当てる人こそが、他の誰よりも突出したアイデアを生み出せるのです。
そもそも人は他人にあまり興味が無い。
そもそも他人なんていうものは他の人が一人で飯を食べていることなんて、大して気にも留めていないのがほとんどです。
他人の視線を気にしすぎてる人は、少し自意識過剰なのかもしれませんね。
あまり気にばかりしても精神的な病(やまい)にかかる可能性も出てくるので、今すぐに止めましょう。
結論：自分の時間を持っていない人はバカになっていく。
むしろ現代社会では、ぼっち飯を積極的に取り入れて自分自身を磨いていく事が重要なのでは無いでしょうか。
常に群れる人は他人の発した言動、他人の考えた思考で生き、自分自身が考え抜いた本音を発することが出来ないのです。
群れることで安心を得ているような人生では、真に研ぎ澄まされた思考を閃くことは出来ないのです。
それこそが日本の悪いところ、皆んな横並び文化なのかもしれないですね。
他人と違った思考をすることで、「紅一点」のような存在になるよう日々、思考を磨いていきましょう。
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