今まで曖昧だったあおり運転についての新しい法律が設立されるようです。

「あおり運転罪」の新設へ
あおり運転により死亡事故が起きたことをきっかけに、あおり運転というものの危険さを世に知らしめた事件が今から2年前ほどにありました。
その裁判では一度判決が出たものの、もう一度裁判をやり直しになってしまったようです。

しかし、この事件をきっかけに「あおり運転罪」の新設に向けて、12月6日に警視庁が道交法改正に乗り出すことに踏み切ったのです。
今まで「あおり運転」はやった者勝ちだった
確かに今まではあおり運転をした側には何もデメリットも無く、やったもの勝ちになっているという法律では何も捌けない現状が蔓延していました。
これにより煽られた側は事故を起こして亡くなったとしても、あおり運転をした者は何も罪には問われずに済んでしまうような法律自体が、第三者から見てもおかしいというのは明らかでした。
しかし今回のこの警視庁の方針により、あおり運転は1回の違反で免許を取り消すほか、暴行罪(2年以下の懲役など)より重い罰則を科すことも検討する方向性へと動きました。
これは被害者の立場になって考えてみても、以前よりも大分前へと話が進み、遺族の方も報われたのでは無いかと思われます。
あおり運転によって亡くなった方々はもう戻っては来ませんが、この事件を機にしっかりと法律を整備する流れになったのは素晴らしいことだと思います。
あおり運転そのものを無くす為に、しっかりとこういった法整備を国が動いてくれれば車を運転するのも安心して出来ますね。
あおり運転対策でドライブレコーダー付保険を
あおり運転の対策としてドライブレコーダーが有効でもあります。
このドラレコ(以下ドライブレコーダーをこのように呼ぶ)を設置することによって、あおり運転をされたことの証拠映像になる為、これが非常に有力な証拠として残ります。
しかし、高齢者の方など機械に疎い方はどの機種でどれを付ければいいのか分からない事も多いと思います。
そういう方の為にドラレコ特約という保険があり、その特約を自動車保険に付帯させれば、保険会社から高性能なドラレコがすぐに送られてくるという優れものなのです。
まさに「備えあれば憂いなし」ですね。
それにこの特約ですと自分でドラレコを設置したのと違い、事故発生時のサポート機能が付いている為、高齢者の方でも安心することが出来るようです。
ドラレコ特約の比較表

各社のドラレコ特約の保険料(ドラレコのレンタル料込)は、月額650円~850円程度だそうですので、このような保険で危険から前もって備えておくことは重要ですね。
この機会に一度自動車保険の中身を見直すのもいいかもしれません。
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