どうやら年収を3000万円貰っていても、支出を切り詰める人が増加しているようです。

早期リタイアを目指す

年収がいくらあろうが、社内の激しい出世競争はやはり精神と命が削られていくようです。
側から見たら羨ましいと思うような待遇や環境でも、そこには想像を絶するような苦しみがあるのは間違いありません。
だからこそ、定年まで働かずに早期リタイアを目指して自由な人生を謳歌するのを目的とする人が増えているようです。
普段の食事は?

何と一般的に高収入であるにも関わらず、普段の食事は米と豆だけを食べて、収入の7割を貯金するという質素な生活で切り詰めるようです。
そこには人生最大の目標があり、数年後の早期リタイアに向けて厳しい生活を自らに課しているのです。
人生の真の意義はここにある

これは物価や給料の違うニューヨークの高所得者を取り上げたニュースだが、そこに会社員としての生きる目的は日本でも通じる部分があります。
定年まで働き続けるよりも早期リタイアして、あとは自由な人生を過ごす事。
これ自体がサラリーマン人生においては非常に核心を突いてる部分だと思いました。
歳をとってから自由になっても、若い頃のように動ける体では無いだろうし、早い段階で生活の為の仕事からリタイアして人生を自由に生きる事は非常に合理的な考えなのです。
私も食費を節約して暮らしていますが、実際は様々な誘惑があるので限界までは切り詰められていないのが現状です。
正直現状の生活でも甘いところが沢山ありますね。
しかし、人生において目指すべきところは、まさにここにあるのではないかと感じています。
富を得るには倹約家になる必要がある
このように年収が高くても日々の生活は質素倹約に過ごしている人が増加している。
彼らのような高収入の人達でも生活レベルを上げずに、収入の7割をほとんど貯金に回す事で生活の為の労働から抜け出すよう努めているのです。
世界一の投資家のウォーレン・バフェット氏ですら、高級なタワーマンションなどに住まずに自分の生活に必要なだけの広さの住宅で質素倹約に今も住んでいます。
その家は当時27万6700ドルで買ったネブラスカ州オマハの控えめな家に今現在も住んでいるそうです。
世界一の投資家ですらこのように暮らしていることを考えると、我々凡人が贅沢な住居を持つ事自体がもはやちっぽけな上に何の意味も持たないのでは無いかと思わされます。
フォーブズ長者番付で常に首位にいるマイクロソフトのビルゲイツ氏でも、お金への価値観は一般人と異なっています。

私もこのことを知ってから1円でもお金はお金と見るようになり、道端に落ちていれば必ず拾うようになりました。
むしろ我々は少しでもお金が入ったら贅沢をしてしまったりしているからこそ、いつまで経っても生活の為の労働から抜け出せないのではないでしょうか。
今いる会社での出世や、住む場所の立地、高級ブランド品などに固執して無駄な見栄や意地で自己を満たす。
そして他者から認められたいという承認欲求だけで自己満足に浸って、またその生活を維持する為に労働を繰り返しているのではないでしょうか。
ミリオネアになる条件とは?

そもそも質素なライフスタイルがミリオネアが裕福になる助けになっているという研究結果も実際にあるそうです。
ミリオネアに共通する特徴の1つが、貯金に力を入れ、支出を減らし、予算を守る質素倹約であるとういう事が上げられています。
アメリカに住む600人以上のミリオネアを調査したファロー氏によると、「収入以上にお金を使ったり、リタイアに備えて貯金をする代わりにお金を使ったり、自分はお金持ちになるだろうと期待してお金を使っていると、例え収入レベルが非常に高くても、給与の奴隷になってしまう」と書いています。
贅沢は後からでも十分に出来る余地はある

まずは生活レベルを上げることを考えずに、最低限の生活を送り、いかに現在の労働から脱出を図るのが大事なのではないかと思います。
いくら収入が高くてもそれ以上に支出の方が上回ればお金は増えていきませんし、ただ貯金しているだけでも普通のサラリーマンが早期リタイアをするのは不可能です。
質素倹約に暮らしつつ、その中でも健康を維持して貯金を投資に回すことで初めて日々の労働からの脱出をする機会が生まれるのです。
投資や副業で富を築く事さえ出来れば、贅沢はその後からでも十分に出来る余地はあると思います。
早期リタイアこそがサラリーマン人生の最大の目的

私も現在のサラリーマン生活から脱出を図る為に、日々倹約に勤しみ、そこから脱出出来た自分の明るい未来を想像しながら今を生きています。
明るい未来が想像出来れば、現状の苦しい生活に対しても希望を持てるので、人生に活力が生まれてくるのです。
その活力だけで何とか私は今現在も生き抜いてきました。
仕事にありつけないニートの時もありましたし、非正規社員で働き続けるも正社員の連中から馬鹿にされ続けていた日々もありました。
それでも諦めずに何とか今日まで這い上がってきた今があります。
いまだ成功には至っていませんが、これが人生半ばで力尽きたとしてもきっと後悔はしないでしょう。
我々は生活の為に働き続けるのではなく、もっとその先にある大事な物を手に入れる為に働いていければ、人生に絶望することなく日々を生きていく事が出来ます。
人生は一度きりしかないのです。
現状に絶望せずに、少しでも前に進む努力をしたものだけが最後に理想の人生を手に入れる事が出来るのではないでしょうか。
そして正社員というツールを手に入れた現在私は、その信用度を利用して一棟アパートを買う為に毎日を全力で生きています。
会社の中で限られたパイを奪い合うよりも早期リタイアを人生の目的にした方が、可能性も広がる上に、人生そのものが今よりも有意義になるのではないでしょうか。
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