夫婦2人で4年間で3,250万円稼げるスーパーホテルの支配人は激務薄給だった。

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4年間夫婦2人で働くことで3,250万円稼げると言う謳い文句のスーパーホテルの支配人。

求人では頑張れば稼げると言う夢を与えて、始めたら最後、実情は手取り10万円の24時間労働という奴隷労働だったのが発覚したようです。

「24H労働、手取り月10万円」住み込みの“名ばかり支配人”、スーパーホテルを提訴
女性は涙ながらに「被害者がたくさんいると思います。声をあげたことをきっかけに、被害を受けたかたがたも声をあげられたら」と語った。全国で130店舗以上を展開するビジネスホテルチェーン「スーパーホテル」...

夫婦2人で4年間で3,250万円稼げるスーパーホテルの支配人は激務薄給だった。

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このスーパーホテルの支配人ですが、私も昨年転職する時に求人広告でよく見かけていました。

「夫婦で頑張ればそんなに稼げるのかー」と当時は何となく見て、結局スルーしていましたが、まさかこんなに酷い契約で働かされるなんて思ってもみなかったです。

一歩間違えれば自分もそのような働き方をしてたのかと思うと、とても他人事には思えないのです。

激務薄給にまさに相応しいとも言える労働環境なのが分かります。

「直接雇用」では無く、「業務委託」で成り立っている。

このスーパーホテルの支配人と副支配人は、基本的に「業務委託」という立ち位置で契約をしているので、本来なら個人事業主であるはずが実態が「裁量の全く無い24時間365日働かせ放題の労働環境」という現実があるそうです。

契約自体は業務委託であるものの、人件費などの経費を差し引いて月の手取りは1人当たり10万円にしかならず、もはやその辺で時給の高いアルバイトをしていた方が全然多く稼げるような状態が続いていたようです。

その中で本部に「支配人代行サービス」という制度があるのですが、そのサービスを利用するには1日3万円もかかる為、実際にそのサービスを使う機会なんてのは無いに等しいものなのです。

手取り10万円ではどう考えてもこのサービス自体が現実的なものでは無いことが分かります。

24時間365日奴隷労働の実態とは。

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そしてなぜ、24時間労働の状態になってしまうのかと言うと、支配人と副支配人はホテル内の居住スペースで基本的に暮らしているのです。

今回起訴となった2人のその居住スペースは、フロント業務を行うところから10秒もかからない所に部屋があり、緊急時対応の電話などで呼ばれれば24時間いついかなる時も駆け付けなければならないシステムとなっていたのです。

そうなればもはや24時間監視されている状態でありつつ、寝てる時も起きてる時も常に仕事が頭から離れることが無いのです。

実際に呼び出しを喰らえば、即座に隣のフロントに駆けつける訳ですから、もはや心が休まる時は一時も無いのです。

そんな永遠に休めない生活を続けていたことによって、耳鳴りや動悸が酷くなり、最終的には頭痛で精神病院へ搬送されて緊急入院する事態にまで陥ってしまったのです。

これが「過労で人は死ぬ」と言う直前を目の当たりした瞬間だったそうです。

ホテルに居住していることで、住民票もそのホテル移さなければならず、もはや全てに置いて拘束された状態が個人事業主という状況と言えるものでは無いのが分かります。

実際にこの2人以外のスーパーホテルの他支配人からも悲鳴が上がっている状況で、これは「偽装業務委託契約」とも言われる、限りなくブラックな働き方であるのは間違いないことが分かります。

そして最終的には業績悪化を理由に契約解除をするという、業務委託にありがちなパターンで使い捨てられています。

これが直接雇用であれば早々辞めさせることは出来ないので、敢えて業務委託という形を取っているのでしょう。

以前スーパーホテルの支配人の求人を見ていた時に、中々良さそうな仕事だなとは思っていたので、もしこの仕事を始めていたら最悪な人生を送ることになっていたのだと感じます。

結論:稼げる求人ほどブラックな労働環境がまかり通っている。

今回のスーパーホテルに関しては稼げると謳って、実情は一人当たりの手取り10万円という詐欺に近い労働環境だったようですが、基本的に稼げる仕事の求人ほど実情は辛い仕事であるのはほとんどが当てはまります。

やはり他人が用意したプラットフォームで大金を稼ぐというと、何かしらの歪んだ労働環境が待っているのがほとんどなのでは無いでしょうか。

しかし、政府は雇用によらない働き方を推奨しているものの、現実の業務委託などの働き方でこのように使い捨てのように働かせる会社が多くいる事を考えると、いかに日本人が「正社員」という雇用形態にこだわるのかが納得がいきます。

新卒で上手く「正社員」という枠を手に入れることに失敗すると、バイトの掛け持ちをしたり、非正規雇用で休んだら給料が0になり経済苦で死ぬ可能性が高まるのです。

そんな中で生活保護の認定も上手くされなければ、自殺を選ぶというのも仕方ないことなのかもしれないですね。

自殺大国日本はこういった歪んだ労働環境からきているものとされているので、もはや他人事では無いのです。

まともな思考状態で物事を考えられなければ、人は本当に死に追いやられるので、精神がいかに健康的で働けるかは非常に重要だと言えるでしょう。

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