私がSBI証券のクレカ積立をおすすめ出来ない理由。

投資

SBI証券でつみたてニーサの買い付けで、クレカ積立出来るようになりました。

色々検討した上、私はクレカ積立を利用しないことに決めました。

私がSBI証券のクレカ積立をおすすめ出来ない理由。

クレカ積立にすれば、つみたてニーサの投資金額に対して、Vポイントが貯まるので一見お得に見えます。

しかしそのメリットとは裏腹に、隠れた機会損失が発生する可能性がある為、私はクレカ積立を使わないことにしました。

安値で購入出来るチャンスが減る。

結論から述べます。

その隠れた機会損失とは何なのかと言うと、「安値の時に買付出来る可能性が下がる」ことでした。

それは過去のインデックス投資のデータから見ても明らかなので、なるべく株の買付日は割安の可能性が高い日に購入出来た方が、投資効率は上がりますよね。

ですが、クレカ積立をしてしまうと買付日があらかじめ決められた日に固定されてしまうのです。

単純な話ですが、株は買いたい人が多ければ株価は割高になります。

それは株を売りたい人よりも、買いたいと思っている人の割合の方が多いから、株の価値が自然と上がるわけです。

クレカ積立は高値掴みになる可能性が高い?

しかし、クレカ積立であれば毎月1日に強制的に買付日が固定されてしまいます。

そしてクレカのポイント目当てで大半の方が毎月1日に買付設定をするということは、その日は株の買いが自然と多くなることが予想されるわけです。

それって結局のところ、クレカ積立を当たり前のようにやる人が今後増えれば、株価が割高の時に高値掴みしてるのと同じことじゃないですか。

であれば、過去のデータを元に最も安値の確率が高かった日に合わせて買い付けをした方が、結果的に投資として美味しいわけです。

ポイント付与はあくまでもオマケ要素でしか無い。

目先の「Vポイント」と言う小銭に捉われて、投資効率を低下させるような手段を取るのは、そもそも本来の資産形成における投資目的にそぐわないのでは無いかと私は考えました。

この辺りは賛否両論があり、意見が分かれることになりそうです。

あくまでも可能性の話です。

私の見解はそのような機会損失を避ける為にも、クレカ積立は断念しました。

正直クレカ積立しつつ、買い付け日を選ぶことが出来れば、ポイントも貯まるので、普通に考えれば断然お得です。

結論:今後クレカ積立は、株価割高の時に購入してしまう可能性が高い。

「木を見ず、森を見よ」ということわざがあるように、クレカ積立は実の所、全体的に俯瞰して見てみることが出来れば、実はお得でも無いという想定が出来ます。

なので私はクレカ積立をせずに、なるべく株価が安値の可能性が高い日に毎月買い付けをすることにしました。

そもそもつみたてNISA(ニーサ)を始める際に、買い付け日をいつにしようか決めますよね。

普通に考えたら、出来る限り安値の時に買い付けしたいと誰もが思うわけです。

それを過去のデータでも証明されている買い付け日が高くなる1日に購入するのは、大きなデメリットにしかなりません。

結局のところ蓋を開けて見てみないことには、後の結果なんて分からないものですが、予想出来そうな未来の機会損失は避けるようにするのが、賢明な判断なのでは無いかと私は思うのです。

ポイントを取るか、株を安値の時に買付するか、それはその人自身の価値観により意見が分かれることになりそうですが。

そもそもポイントはそもそも本来の目的に対する付加価値でしかない訳です。

ポイントが付くからといって、無理にポイントを取りに行くことは、楽天経済圏を無理やり私生活に組み込むことと同じなのでは無いかと私は思うのです。

時間に対する費用対効果」が悪ければ、ポイ活をやり過ぎて疲弊してしまう人もいる訳です。

そもそも楽天経済圏は楽天でお買い物をしょっちゅうする人にとってはメリットですが、普段はAmazonなどで買い物をする人にとってはあまりメリットがありません。

結局のところ、その人の全体の普段の生活次第で選択の仕方は変わってくるのかもしれません。

正直なところ、シンプルに最安値のところで何でも買い物をする方が、結果的に得だというパターンも多いです。

物事は複雑になると何が本質なのかを見失いやすくなります。

なるべくシンプルに出来る物はシンプルに完結させて、総合的に見て投資が得かどうかを判断する必要がありそうです。

なので私はSBI証券でのつみたてNISA(ニーサ)は、クレカ積立を使わないことにしたのです。

そしてこのクレカ積立はコーポレートカードのような特殊なクレカ積立では対象外でした。

会社の福利厚生で作ったクレカで決済しても、ポイントUPキャンペーンなどの対象にならない為、新規にクレカを発行しない限りはメリットを感じられないのです。

もともと新規のクレカを発行させるのが、このキャンペーンの本来の目的なので、その点は仕方ないですね。

今後買い付け日が選択出来るようになれば、その時はクレカ積立を選びたいところです。

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