キャッシュレス還元6月末で終了。7月以降は?

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 昨年2019年の10月1日に消費税増税とともに始まった、キャッシュレス還元事業が6月末で終了する予定となっています。

消費税が8%から10%に増税したものの、このキャッシュレス還元事業によって何とか増税感が緩和されていましたが、これからは増税の影響をダイレクトに私達の生活は受けることになりそうです。

キャッシュレスでの支払いで実質2%分還元されていたことによって、消費税は8%の頃と負担が変わらなかった、もしくはそれ以上の5%の還元を受けられてもいました。

キャッシュレス消費者還元事業が今月で終了、最後の1カ月で知っておきたいこと - BCN+R
2019年10月1日の消費税率引き上げに合わせて、需要平準化対策としてスタートしたキャッシュレス消費者還元事業が6月30日をもって終了する。

キャッシュレス還元6月末で終了。7月以降は?

キャッシュレス還元事業が6月末で終了することによって、消費税2%の増税が私達の生活にダイレクトに食らうことで負担が増えることになります

元々日本で消費税なんてものは昔は無かったことを考えると、今では10%も税金で持っていかれることを考えると、とんでもない増税だということが分かります

消費税の歴史と創設の背景 | ZEIKEN PRESS
1989年(平成元年)4月1日、日本ではじめて消費税が税率3%で導入されました。今やあたり前のように存在している消費税ですが、30年前の導入当時、世間は大変な騒ぎとなっていたことをご存知でしょうか。

7月以降も一応は政府は対策を取る予定でいますが、それが本当に私達の生活の負担を軽減してくれるものなのかが、実際のところ始まってみてからで無いと分からないところです。

普段からクレジットカードやスマホアプリなどで支払いを済ませているのが当たり前であれば、キャッシュレスの恩恵は特に気にせずとも受けられていたので良いのですが、その還元が終了することで、今後どのように支払いをするかが重要な点となっています。

次の政府の施策は「マイナポイント」。

キャッシュレス還元終了後にある政府の施策は、マイナンバーカードを使った「マイナポイント事業」というポイントの付与制度が実施されるようです。

https://mynumbercard.point.soumu.go.jp

どうやらマイナンバーカードと指定されたキャッシュレス決済手段を紐づけることによって、個人へのポイントを付与させる制度だろうです。

2万円の利用もしくはチャージをすることで5000円相当のポイントが付与されるようですが、これを利用する為にマイナンバーをわざわざ発行するメリットは果たしてあるのでしょうか。

以前当ブログでもマイナポイントの記事を上げたことがありますが、気付いたら時が経つのは本当に早いものです。

その点をよく吟味した上でマイナンバーカードを発行する必要があると思います。

マイナンバーカードを発行するのは危険?

政府がキャッシュレス社会へと促進させるのは良いことなのかもしれませんが、マイナンバーの情報などの漏洩がよくニュースで報道されることを見ると、本当に大丈夫なのかと疑いたくなる点が幾つも見受けられます

ポイント目当てにマイナンバーカードを発行するのは、デメリットもしっかりと考慮した上で最終的に判断するのがベターなのではないでしょうか。

マイナンバーカードが強制的に保険証と一体型になっていない今の段階では、まだマイナンバーカードを持つか持たないかの選択権がある意味残されているような状況なのです。

だからこそ、このカードを持つか持たないかをメリットデメリット両方をしっかりと自分で理解し、それらを納得した上でマイナンバーカードを利用しないと、あとで作らなければ良かったと後悔してからでは遅いのです。

日本社会の流れから見ると、このままいけば強制的に作らざるを得ない状況まで持っていかされそうではあるのですが、まだ国民が選ぶ余地がある以上は自分で考えながら、マイナンバーカードを手に入れるかどうかを検討する必要があると思います。

結論:マイナンバーカードの発行は、やはり今も様子見が必要。

このマイナンバーカードと紐付けてマイナポイントを手に入れるのはお得感が確かに感じられるのですが、果たしてそのマイナポイントはどのようなサービスに利用出来るかがポイントとなってきそうです。

普段の生活に役に立たないような物にしかポイントが支払えなかったりするのであれば、結局ポイントで還元されたところで無意味になるだけです。

そして私達国民の全資産状況は国に握られて、全ての支出を監視されるような国になるのは目に見えています。

今の日本の政治では税金の使い方が不透明な点が多いですし、国のやることなすことに疑問を持って考えて行動していかないと、後で私達の個人情報などを売り飛ばされてしまう可能性があります。

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私達の血税は政治家の私利私欲に使われている可能性が否めない世の中である以上、自分達の身は法律に違反しない方向性で何とか守っていかねばならないのです。

世の中が便利になるという事はある意味、自由を失われつつある世界になってきているのかもしれませんね。

私達個人個人が余計なことを考えずに、今の世界で労働をし続けていれば社会は回るのですから。

そこから抜け出す人が増えてしまえば経済が回らなくなるので、色々と不都合な点があるのです。

本当に毎日よく自分の頭で考えて行動していかないと、この作られたシステムの中で歯車としてしか生きていけなくなりそうです。

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