コロナウイルスが中国で発生してから4ヶ月程度経過していますが、日々のニュースなどではほとんどがコロナ問題の報道ばかり取り上げられています。
あまりにもコロナに関係するマイナスな側面を受けた側が得ることで、もはや精神疾患を引き起こす要因ともなっているのです。

世界で「コロナうつ」が流行。予防法はいかに。

どうやら「コロナうつ」を引き起こす要因は連日報道されるコロナ関係によるニュースだけのせいでは無いようです。
ニュース報道における過度な不安の煽りもそうですが、国による外出自粛によって人との接点が薄くなり、人々のつながりが遮断されていることによって引き起こされているようです。
まあ連日これだけのネガティブなニュースが流れ続けていれば、もはやマイナス要素を毎日浴びているのですから、ある意味洗脳効果もあるのではないでしょうか。
特に医療従事者に広がっていることが問題となっています。
私たち自らが、そうならないようにする為にも、しっかりと予防することが必要になりそうです。
「コロナうつ」にならないようにするにはどうするか。

コロナうつにならないようにする為には7つのポイントを押さえればいいようです。
ポイントとは言えど、実はどれも当たり前のことだったりするのですが、気にかけない限りは意外にそれが出来ていないことが多くの現代人には当てはまります。
7つのポイント

- 情報を遮断する時間を設ける
- 適切な食事、運動、睡眠を確保する
- 他人と会話をし、人とのつながりを維持する
- スケジュールを管理して規則正しく生活する
- プライベートと仕事のメリハリをつける
- 仕事モードとオフモードの切り替え時間の設定
- 動物(ペット)と戯れる
当たり前のことであり、その当たり前のことの何かが日常から欠けることによって、人間の精神は蝕(むしば)まれていくのです。
ポイント その1
1はマイナスな情報を常に受け取ることによって、脳が興奮状態になり脳自体が休めなくなってしまいます。
何も考えない時間を設けることで、脳をリラックスさせ、また正常に思考が出来るようになり、普段通りに活動が再開出来ます。
ポイント その2
2に関しては健康に生活する上では当たり前のことですが、これらが出来ていないことによって体の免疫能力も低下します。
そんな状態でコロナに感染してしまえば、ひとたまりも無いでしょう。
ポイント その3
3に関しては、外出自粛により気付かないうちに「孤立状態」に陥る場合があるのです。
よくある孤独死も、誰とも話さない日々を続けることで人間は活力を失っていくのです。
ポイント その4
4はスケジュールがノープランになることで、自堕落な生活を送ってしまう事が予想されます。
職場に行く必要がないからと言って、ダラダラと家で過ごしていては身体が不健康になっていくものです。
自宅勤務でも会社で仕事を進めていた時間帯と同じように仕事を進めることで、規律を自ら正すのです。
全部当たり前のことを言っているのですが、日々の多忙な生活の中では案外と知らないうちに欠けてきてしまうものです。
ポイント その5
5はプライベートの空間と仕事場の空間が一緒になってしまうことで、本来自宅はリラックスする場であるのに、それらのオンオフを切り替えるのが出来なくなってしまうことにあります。
ですが同じ空間内であっても仕事専用のデスクを設けることで、プライベートと仕事を切り離すことが出来ます。
メリハリをつけることが大事だと言えるでしょう。
ポイント その6
6は仕事モードになる時間、オフモードになる時間を自分で自ら設定することです。
同じ部屋にいることで気持ちが切り替えるのが難しくなるので、散歩やランニングを取り入れて切り替えることが推奨されます。
自粛要請もあるので、外に出れないことを考えると、オンラインを活用した自宅での運動が良いようです。
この機会に自宅で出来るヨガやストレッチ、筋トレなどをYouTubeを見ながら行うのも良いかもしれません。
ポイント その7
7は犬や猫と触れ合うことで、うつによる症状が回復する例が多く見られます。
人とのつながりを感じられなくなっても、ペットと触れ合うことでつながりを感じることが出来るパターンもあります。
動物と触れ合うことでリラックス効果を得ることが出来るのです。
アメリカでは新型コロナの発生以降、突如として保護犬や保護猫の引き取りが増加しているようです。
動物には人間にない魅力が沢山あるものです。
人のように悪意に満ちた動物はそもそも存在しないのですから。
彼らの自然の力を借りることで精神的な病も治る可能性が高まるのです。
結論:外出自粛になった時に自己管理能力の高さが確かめられる。

外出自粛になることで家で出来る方は在宅勤務が多くなるかと思いますが、プライベートと仕事の線引きをしっかりと行わないと、生活がめちゃくちゃになってしまいます。
仕事中なのか休みなのかの線引きが曖昧になることで、だらだらと仕事を進めるような形になる場合もあり得ます。
こんな時こそ、自己管理能力の高さを客観的にも確かめられると思います。
普段から自分で物事を全て決めていくことで、全ての行動の責任が自分に問われるようになりますが、その分自分の自由に仕事を進めることも多少は出来るようになるわけです。
ここでしっかりと出来ていなければ、やはり職場に行っていた頃のように拘束されていた方が、本人にとってはベターなのかもしれません。
ここでの管理能力の高さが、自分の人生を自分で決めていくことが出来るか出来ないかの判断基準になり得るでしょう。
まさにフリーランスとして生きていく力がある意味見え隠れする時なのです。
他人や組織に指図されなくても、自分自身で生き抜く力を今回の「外出自粛」で培っていければベストなのではいでしょうか。
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