コロナウイルスの影響によってマスクが供給不足となっていますが、このような状況下で中国は不良品だけを海外に輸出していると話題になっています。

中国がマスクの不良品だけを他国に捌いている?

これが事実であれば、中国は世界中の国を敵に回したと言っても過言では無いのでしょうか。
未だにコロナウイルスが世界中で収束せずに拡大されつつある現在。
ウイルスの発生源は元々中国であったのですが、中国自身はコロナウイルスの制圧に成功したとして、他国にマスクの支援をしているようです。
しかしそれらのマスクには問題があり、世界中にマスクの供給を滞らせているのも中国自身だと言うのですから驚きです。
これが出来るのもマスクの生産に関して、中国が世界の85%を占めているからに他ならないのです。
中国に依存する世界が悪い?

そもそも服やマスクもそうですが、様々な商品の生産国が中国製品がほとんどを占めるような経済なのですから、もはや「脱中国」を目指さない限りは中国の思い通りにしかならないのです。
アベノマスクで配られたマスクも中国製品であり、その中から髪の毛や虫が混入していたりカビが生えていたりと何かと問題になっています。
私の自宅に届いたマスクは特段問題無さそうでしたが、市販の物よりもサイズも小さいこともあり、どうも使う気になれません。


取り敢えずはコロナが収束するまでは予備として保管しておこうと思っています。
日本のマスクの8割が中国生産に頼っている以上、供給量の調整などの主導権は中国側にあることは否めません。
中国製マスクの不良品による他国の被害は?

日本だけに留まらず他国でも不良品マスクの被害は多く発生しているようです。
オランダでは医療用の「N95マスク」を中国から輸入しているのですが、3月に到着した分で130万枚中60万枚が不合格となり、全て返品したようです。
しかしそれら製品には全て「良質証明書」が添えられているのですから、明らかに意味の無い検品作業を潜り抜けてるわけです。
また3月中旬頃になりますが、スペインとチェコに送られた数十万枚の新型コロナウイルスのテストキットすらも不良品ばかりだったとの報告があります。
それからフィンランドに関しては、200万枚のマスクと呼吸用防護服23万個が全部不良品であったという、もはや偉業とも言える事態を成し遂げています。
このような有事の際でも、中国は利益を上げようとしていると非難されてしまう程です。
しかしこれだけ不良品の数が多いと、もはやそのように叩かれても仕方がありません。
結論:全ての国が「脱中国」を目指すべきである。

今回の中国の不良品騒動は、返品出来た国は良かったものの、いざとなれば「保存管理が悪かったからだ」などと相手国のせいにされる場合もあることを考えるとかなり悪質であることが分かります。
最もかわいそうなことになっているのは、これらの中国の意図的な罠にハマってしまった途上国はたまったものではありません。
不良品を大量に押し付けられても文句が言える立場でなく、結果的に感染が拡大してしまう可能性すらもあります。
服や電化製品などもほとんどが中国製品が世界中に大量に溢れていますが、今回のような医療系の製品まで中国に依存してしまうと、「亡国の危機」に瀕してしまう可能性すらあるのです。
今回のコロナウイルスの件で中国への依存度を、将来的に減らしていかねば国が危険に脅かされる可能性も今後もあるので、コロナウイルスを教訓に今後は「脱中国」を真剣に考えていく必要があるのでは無いでしょうか。
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