コロナショックにより全世界の株価の乱高下が激しくなっています。
しかし資産が少ない普通のサラリーマンなのでは今こそが金持ちになるチャンスとばかりに、株式投資をこの機会に始めようと考えている人が沢山増えて来ています。
10年に一度のチャンスが到来したと言うような状況で、一体どのような行動を取ればベストな選択肢と言えるのでしょうか。

コロナで株が買い時の今、どのような戦略が必要なのか。

現在の市場で間違い無く言えるのは、株価が暴落したことによって確かに買い時ではあるのです。
しかし一歩間違えば買った瞬間から更なる下落相場の可能性も否めません。
東京オリンピックも延期が決まり、コロナウイルスにより東京がロックダウンされると言うニュースも飛び出している以上、果たして今この場面で株を購入することが正解と言えるのでしょうか。
このような状況下でただ指を咥えて相場を見ていても仕方がないのですが、一体どこでエントリーすれば良いのか分からない状況でもあります。
大手企業の銘柄も暴落して割安となっている。

大手のディズニーランドを経営するオリエンタルランドや、吉野家ホールディングスなども平気で30%以上の株価が下落する場面もあったことから、ほとんどの株価が割安になっているような状況です。
商売に関しても株に関しても共通して言えることは、「安い時に買って、高い時に売る」と言う当たり前のことがシンプルでかつ利益を出す為の単純な方式でもあります。
これを今回のコロナショックにより、どのタイミングでどの銘柄を仕込むべきなのか、しっかりと見定める必要があるのです。
しかし株初心者では正直分からないところが沢山あるので、一体どのような銘柄を買うべきなのでしょうか。
投資の鉄則では「みんなが売ってる時に買う」ことで利益を得ることが出来る為、他人と同じ行動を取っていれば儲けを得ることは難しいです。
これを買えば必ず儲かる銘柄なんて物は存在しない。

結局のところ投資なんてものは、後になってからこうしておけば良かったと言う結果論に過ぎないわけです。
有名な投資家でさえ失敗をすることを考えると、他人が良いと言った銘柄に投資するのは良策とは言えません。
自分で調べた上で納得した銘柄を購入して、後に自分の失敗の後始末は自分で行うのが投資をする上での鉄則なのです。
ただ一つ言えることは今回の割安になった株を利用して、短期でトレードを繰り返して儲けようとするのは、余程センスや才能が無い限り難しいものです。
だからこそ長期で持っていても良いと思えるような銘柄を自分で見定めて、それを10年以上持ち続けるような気持ちで株を所有しないと、正直利益を狙うのは現実的ではないのではないでしょうか。
バーゲンセールの今こそ、本当に欲しかった銘柄の株を手に入れて、数年後に答え合わせするぐらいが、この乱高下相場でも安心してエントリー出来ると思います。
短期間で利益を狙うのは、それなりに勉強した人でない限り、完全に運任せでありもはやギャンブルでしかないと思うのです。
せっかくの10年に一度訪れるかどうかも分からないような状況なのですから、我々いち労働者が新たな一歩を投じてみても良いのでは無いでしょうか。
世界の経済活動は人が消滅しない限り続いていく。

人間の経済活動は過去の歴史から見ても、どう考えても人が滅びない限り今後も続いていくわけです。
経済活動の終わりを迎える時は、もはや「地球が滅びる時」以外無いでしょう。
そして株式会社の株をを保有すると言うことは、実態の無いものに投資しているわけでは無く、現実社会に存在している会社に投資をしているのです。
すなわち株式を持つことは経済において特別汚いものでも無く、健全な経済活動に参加していることでもあるのです。
「労働は美徳」そして尊いものと教えられてきた私達ですが、株式投資も十分に実社会に自分の資産を投じて参加しているわけなので、そこから利益を享受することに後ろめたさを感じる必要など微塵も無いのです。
私達サラリーマンが自らの労働によって得たお金を、実社会の会社の未来に託して、その会社が発展して利益を得た暁(あかつき)にその利益をシェアさせて頂く行為なのです。
働いて自分の好きな物を買う消費だけでなく、もっと大きく資産を増やしていき、個人が社会と密接に関わっていくことが経済を豊かにさせるというものです。
結論:株価暴落は株式投資に参入するチャンス。長期目線でいこう。

今回のコロナのような株価大暴落はまさに株式市場に参入する良い機会であります。
私達一般の労働者であるサラリーマンにもある意味、金持ちになれる唯一のチャンスでもあり、宝くじのような運に任せる行為とはまた違った、健全な経済活動の場でもあるのです。
これから更に下げ相場が来るかもしれませんし、一度にまとまった資金を一つの銘柄にドカンと投入するのは危険ですが、様子見をしながら現金の割合を残し、数回以上に分散させて「株式」と言う資産を持つのは非常に有効であります。
株価が更に下がったとしても、さっさと手仕舞いしてしまってはせっかくのチャレンジが無意味なものになり、始めたばかりの投資は何だったのかという後悔だけが残ることになります。
長期的な目線で見て、短期で利益を得ようとせずにまずは「株式を持つ」ということから、今回のバーゲンセールで始めてみようではありませんか。
そんな訳で私も5G銘柄のキョウデン以外にも、今回の暴落で割安になった銘柄を日々探し続けているのです。
キョウデンに関しても含み損がかなり膨らんでいますが、特段売る気も無いので現在保有し続けています。
社会人になって日々同じ業務をこなしている中でも、常に挑戦する姿勢を忘れないでいたいものですね。
他人が失敗するのを馬鹿にしてそれをネタに酒を飲んでいても、楽しい人生なんてのは歩めないのですし、こんな不景気で最悪な世の中でも明るい未来を目指して経済を活性化させていく意識の方がよっぽど健全なのです。
そもそも誰もが始める時は何だって未経験なんですから。
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