コロナウイルスによりマスクが品薄となるなる中、アルコール消毒液などもまた中々手に入りにくい状況となっています。
そんな時でもアルコール消毒液の代用品となる物も存在する為、いざアルコール消毒液が無くなってもこれを知っていれば安心して生活することが出来そうです。

日常で使う洗剤などがアルコールの代用品になる?

コロナウイルスの感染予防として日頃から手洗いうがい消毒などに励んでいても、 肝心な消毒液が尽きてしまえば一番困ります。
そんな時でも消毒液の代わりになる物の存在を知っているだけで、自宅にある残りの消毒液の在庫を気にする必要は無くなるかと思います。
そもそもアルコールを使うことの必要性を理解すれば、それと同じ役目を担うことが出来る物が別にあれば、同じ効果を期待することが出来るわけです。
アルコール自体の目的としては消毒ですが、その消毒の過程を知れば良いのです。
ウイルスは表面の油を溶かせば殺せる?

実はウイルスの表面は脂肪分(油)で囲まれているので、その表面の油を溶かすことでウイルスは不活化して死ぬという特徴があります。
なのでその目的が果たせればウイルスの殺菌をすることが出来るので、極端な話で言えばそれと同じことが出来れば何でも良いわけです。
手洗いには「石鹸」を使えば十分である。

ですので最悪アルコール消毒液などが品薄で手に入らなかったとしても「石鹸」などで手洗いして代用すれば良いのです。
石鹸には油を溶かす効果が期待出来るので、しっかりと泡立たせてから30秒〜45秒かけて入念に洗い流すことでウイルスを殺すことが出来ます。
手洗いに関しては実は「石鹸」を正しい使い方をすれば、十分に感染を防ぐことが可能だと言うのが分かります。
拭く為の消毒液は「キッチンハイター」で代用出来る。

手洗いに関しては石鹸で代用することが出来ましたが、スマホなどウイルスの付いた物を家に持ち込んだ場合消毒液が無ければ物を拭くことが出来ませんよね。
さすがにスマホなどの電子機器を石鹸で洗うわけにもいかないので、その場合はどうしたら良いのでしょうか。
今ではアルコール消毒液よりも「次亜塩素酸水」が最も菌を消毒出来ると話題になっていますが、そもそもその「次亜塩素酸水」すら手に入りにくい状況となっています。
その場合に代用して使うことが出来るのは家庭にある「キッチンハイター」なのです。
実は家庭用の漂白剤のキッチンハイターなどには次亜塩素酸ナトリウムなどが含まれていることが多いのです。
次亜塩素酸水の割合は0.05%程度あれば良いので、漂白剤を薄めることで次亜塩素酸水と同じ効果を期待出来る物を作ることができます。

ただし次亜塩素酸ナトリウムでは手が荒れてしまう成分を持っている為、消毒後の手のケアが必要になってきます。
しかしウイルスに汚染されていないハンドクリームなどを使って手の保湿をすれば、キッチンハイターでも十分に消毒液として代用することが出来るのです。
その点は市販の消毒液は、グリセリンなどの手が荒れないようにする為の成分が含まれている為、使いやすさは市販品には敵いません。
しかし、それらが手に入らないのであれば、キッチンハイターなどの漂白剤などで何とか代用して消毒するしか無いのです。
結論:必要物資が品薄であるのならば、代用品でコロナを乗り越えよう。

今年はコロナウイルスのせいで本当にマスクや消毒品などが簡単に手に入らなくなってしまいました。
もしマスクや消毒液の在庫が家に無くなったとしても慌てないようにする為に、このような代用品の存在を知ることで安心して生活を送ることが出来ます。
市販品と違って多少の手間がかかるものの、殺菌効果は非常に期待が持てるので、この知識を使ってコロナウイルスの感染予防し、何とか乗り越えていきましょう。
布マスク自体もマスクの代用品としては完璧ではありませんが、ある程度の飛沫を防いだり、喉の保湿などの効果はあるので無いよりかはマシなわけです。
そして市販の洗剤で布マスクを洗って使用することで、ある程度の殺菌効果が期待出来るのですから、使い捨てマスクが無くなったとしてもこれらで何とか乗り切っていくのがベターなのでは無いでしょうか。
以前のブログの記事で取り上げたのですが、布マスクはWHO(世界保健機関)ではいかなる時でも勧められないと公表していました。
しかし現実的に通常のマスクが手に入らないのであれば、それらの代用品で何とか乗り越えるしか無いわけです。
WHO(世界保健機関)が使い捨てマスクを用意してくれる訳でも無いですし、世界がこのような緊急事態でパニックになっているのですから、自分で代用品を作って感染予防した方が身の為です。
ひとまず必要物資が手に入らないのであれば、代用品で何とかウイルス時代を乗り越えていきましょう。
まずは生き延びることが先決なのです。
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