「働く妻」は働けば働くほど不幸になる。

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現代社会では夫婦共働きが当たり前の世の中になっています。

単純に考えると、共働きをすることで夫婦の世帯収入が上がるので幸福度も上がると思われがちです。

しかし「働く妻」が働けば働くほど、その幸福度は下がることがわかっています。

「働く妻」が働けば働くほど不幸になる深刻理由
独身の女性は、一部の裕福な親と一緒に住んでいる人を除いて、食べるために働かざるをえない。ところが既婚女性は夫が十分な所得を得ていれば、無理して働かなくてもよい環境にいるので、働くということに対する感…

「働く妻」は働けば働くほど不幸になる。

<a href="https://pixabay.com/ja/users/RyanMcGuire-123690/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=413690">Ryan McGuire</a>による<a href="https://pixabay.com/ja/?utm_source=link-attribution&utm_medium=referral&utm_campaign=image&utm_content=413690">Pixabay</a>からの画像

結婚で「寿退社」をする人は昔に比べて減ってきていますが、これまで妻が担っていた家事や育児負担に、さらに仕事まで加わっているのが問題点となっています。

家でも外でもやらなければならない業務があり過ぎて、結局疲弊してしまうのです。

私も前職の頃は仕事と家事を平日に取り組んでいたので、時間がいくらあっても終わらないような状況が続いてました。

それに加えて、女性は育児までこなしてるのですから、その業務量の負担は凄まじいものがあります。

今の日本では、働く妻は増える一方である。

現在の日本の労働環境では、食べる為に仕方なく共働きになっているというのが多くの現状なのです。

過去の時代では妻が専業主婦になることで、夫は仕事に専念出来て、妻は育児と家事に専念することが出来たので分業化が出来ているのが当たり前でした。

現代では共働きでないと生活が苦しい世帯が多くを占めるので、結果的に2人とも仕事をしながら家事も育児も分担してやらなければならない状況となっているのです。

2人で協力して行える場合に限っては、かえってそちらの方が生活満足度が高い場合もあります。

今回の記事におけるデータは、東京大学社会科学研究所の『働き方とライフスタイルの変化に関する全国調査』のパネルデータを用いて分析を行ったものです。

分析手法がやや複雑であることから、その方法は省いてありますが、同一人物が数年間に渡って情報収集したものであることからデータとしてはかなり信頼性のおけるものとなっています。

働けば働くほど幸福度が下がる既婚女性とは。

既婚女性に関しては本人が働けば働くほど、本人の生活満足度が低下します。

しかし、これが既婚男性の働く時間が増えても生活満足度には影響を与えないようです。

女性と男性では自分が働くことの効果に関して、全く異なる評価をしていることが分かっています。

もっとも重要なデータとして、配偶者間の会話密度の増加が生活満足度を上昇させる効果があることがデータからも分かっています。

やはり結婚生活の中における夫婦円満の秘訣は「会話の時間を長く持つ」ことと「濃密な会話内容」が関係してくるそうです。

結論:「家事・育児」も仕事同様に負担が大きいことを理解しよう。

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妻が働く時間が増えれば増えるほど生活満足度が下がる理由としては、夫が家事や育児に協力してくれないことで不満が高まるからと分かっています。

この点が解消されるのであれば、たとえ共働きだったとしても問題は無いのでしょう。

大概の既婚男性は家事や育児は妻がやるものと思い込んでいる傾向があり、基本的に家事や育児に進んで参加したがらないものです。

夫側の言い分としては残業で疲れているのだからと言うこともありますが、1日の全体のワークライフバランスを考えると、妻の育児や家事も仕事のうちなので、妻がパートに出ることによって妻の負担が本来よりも大きくなっている場合が見受けられます。

第一に夫側が疲れているからと言う理由で、家事や育児に参加したがらない時点で、それらが自分に負担がかかるものだと既に認識しているわけです。

仕事そのものが全てでは無く、それ以外のやらなければならない業務もしっかりと仕事のうちとみなして、お互いの負担を減らしていく必要があるのです。

結局は1日の中における全ての負担活動が、人生の幸福度へと影響を与えるのです。

仕事もそうですが、家事や育児によって疲弊すること自体を、本来は夫婦揃って身を持って体感しなければお互いの辛さを共有出来ないわけです。

もっと「家事・育児」の大変さを全ての人がしっかりと理解する必要があるのではないでしょうか。

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