コロナウイルスの感染を抑え込む為、4月8日に「緊急事態宣言」が発令されました。
それも5月6日までの予定となっていましたが、日本では諸外国のように「ロックダウン」が出来ない為、結果的に中途半端な政策となってしまったようです。
この1ヶ月では結果的に収束することは出来なかったのです。
その為「緊急事態宣言」は延長が決定となり、5月31日まで伸びることになってしまいました。

「緊急事態宣言」は延長へ。果たしていつまで続くのか。

日本が発表した「緊急事態宣言」により営業自粛を余儀なくされた業種は次々と倒産をしているような状況です。

営業自粛に対して給付金などの準備も進めて、国は実施するものの結果的にそれらが間に合わなくて破産してしまう事業者が次々と出て来ているのです。
コロナウイルスに感染して死ぬリスクもあるが、経済活動が出来ないことで「死」を選んでしまう人達が沢山いるのも事実なのです。
そんな状況下でも更なる追い討ちをかけるように、「緊急事態宣言」は5月31日まで延長することが決定したのです。
1ヶ月の自粛を乗り越えた事業者もここまでか。。

これは営業自粛を何とか1ヶ月乗り越えて来た事業者にトドメを刺すようなものでもあるでしょう。
給付金なども会社によっては固定費の支払いの額が違う為、結果的にそれら固定費を保障することが出来なければ、経営はトントンにすらなりません。
給付金額がそれら固定費よりも少ない額であれば、いずれ倒産するのは目に見えているのです。
なぜなら営業が出来なければ企業には1円もお金が入ってこない訳ですし、企業そのものに資金余力が無ければ、あとは破産の道を辿るだけなのです。
とても日本の今の政策では対応し切れていないのです。
日経株価の更なる暴落が予想される。

日本の経済活動が更に1ヶ月間縮小する訳ですらから、必然的に企業の株価の更なる暴落も予想されます。
今現在、様々な企業の株が安くなっていてバーゲンセールだと言われていたりしますが、資金を投入するタイミングを一歩でも間違えればそのまま下落コースに乗って大損をすることになります。
今一度、どのタイミングで購入を検討している銘柄を保有するかは、慎重になるべきかもしれません。
緊急事態宣言の延長が予想される中で、世界一の投資家のバフェット氏も凄まじい金額の損失を被っています。

5兆円の赤字と言われても私達にはイマイチピンと来ないぐらいの金額の赤字を計上しています。
投資の神様とも呼ばれたバフェット氏は、このような世界情勢で航空関連の株を全て手放したようです。
筆頭株主の1人ともされていたバフェット氏が株を手放したことで、航空関連株は更なる株価の下落もあり得るわけです。
結論:とは言え、ピンチはチャンスでもある。

今まで優良株とされて来たものも市場にドンドンと売り出されて株価は暴落しています。
タイミングさえ間違えなければやはり優良株を割安で手に入れるチャンスであることは間違い無いのですが、このコロナショックを乗り越えることが出来なければそのまま会社が倒産してしまう場合もあるので注意が必要です。
投資の神様とされていたバフェット氏が手放した航空関連株ですが、素人目に考えても飛行機がこの世から消滅するとは思えません。
各国を移動するにはやはり必要な移動手段であることは間違いありません。
それらの株価がどの程度の期間でまた株価が上がってくるかは誰にも分かりませんが、今後の保有タイミングを見計らって購入しても良いのでは無いかと、個人的には思っています。
アメリカ政府も航空関連業者には公的資金で支援をしていることを考えると、とても倒産させる方向性としては見えにくいのです。
「落ちてくるナイフはつかむな」と言う名言がありますが、一度落ち切って上昇に転じた時には買い時かもしれません。

私は引き続きボーイングの株を購入するタイミングを見計らっていきたいと思います。
資金としては一律給付の10万円を使わせて頂く予定です。
給付されたお金を消費に使っても、結局はその場凌ぎにしかならないわけですから、もっと未来の為になる使い方をしたいものですね。
今ここで企業に頼らない生き方を個々人が真剣に考えていかないと、本当に苦しい未来が到来してしまうでしょう。
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